人形浄瑠璃ワークショップ 2017年6月19日 16時39分 11/17(金)に第3回子ども刮目デイで、人形浄瑠璃の公演を行ってくださる「糸あやつり人形一糸座」のみなさんが、本日本校を訪れ、公演に先立つワークショップを本校6年生に実施してくださいました。 続きを読む 人形浄瑠璃と言えばイコール文楽と私たちは思いがちですが、浄瑠璃に合わせて人形を使うお芝居を全て「人形浄瑠璃」と呼び、文楽はその中の1つのジャンルととらえるべきのようです。文楽は上方を中心に発展し、御存知のように3人遣いで動かす大型の人形を使いますが、江戸糸あやつり人形一糸座が使うのは、文楽に比べれば小型の糸あやつり人形で、これも日本で1200年近い歴史を持つものです。最初に人形の歴史や簡単な仕組み、動かし方を教えてくださいました。真剣に話に聴き入る6年生、いつもながら素晴らしいですね。男用の人形と、女形の人形は構造が違うことも教えていただきました。一糸座代表、結城一糸さんの見事な糸遣いで人形が動くと、子どもたちからは自然に賞賛の拍手が起こりました。次に台詞を言ってみる練習もしました。古文ですから少し難しい言葉です。でも子どもたちは元気にチャレンジしていました。実際に人形をもって、全員が動かしてみました。歩かせたり、障害物を乗り越えたり、椅子に座らせたり・・・見るとやるとでは大違い、本当に難しいものです。次に古典劇の一場面を、台詞も言いながら実際に演じてみることに・・・まずはお手本です。さあ、実際に演じてみます。人形を動かすだけでもたいへんなのに、そこに台詞もつけるとなると本当に難しいです。最後にこんな技もできるんだよと、立ち回りシーンを演じていただきました。感想を伝え、お礼を述べて、ワークショップを終了しました。11/17の本公演が楽しみになりました。 閉じる