第1学期終業式
2017年7月24日 10時55分本日は第1学期終業式を挙行しました。
最初に児童代表が1学期を振り返り頑張ったこと、2学期への決意をそれぞれスピーチしました。1年生代表は加藤璃子さん・・・
給食で何でも食べるように頑張ったことなどを話しました。
3年生代表は守屋愛姫さん・・・
漢字の書き取りを丁寧に行ったことなどを話しました。
5年生代表は山﨑璃七さん・・・
自主勉強で取り組む姿勢を変えたことや、2学期の野外学習で頑張りたいことを、原稿を見ずに暗記して話しました。素晴らしいですね。
児童代表の言葉に続いて、校長の私から以下のような話をしました。
今日で、74日間の1学期が終了し、明日からは36日間の夏休みです。嬉しいですね。
さて、皆さんはこんな言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「継続は力なり」
これは、小さなことや簡単なことも、こつこつ続けていくと大きな力になる、という意味です。さあ、今日までの1学期間、皆さんはどんなことでもいいので、こつこつずっと続けてきたことがありますか?
校長先生は、毎日正門で朝の挨拶をすることと、ホームページを更新することを頑張りました。3年2組担任の岡本先生は、教室の黒板に毎日朝のメッセージを書き続けました。6年生の挨拶プロジェクトの皆さんは、毎朝各教室で気持ちのいい挨拶をしてくれました。
今お話ししたことは、一つ一つは簡単な小さなことかもしれませんが、それを休まずにずっと続けるということに価値があるのです。
岡本先生には、幼稚園に通っている小さなお子さんが2人いらっしゃいます。おうちに帰ればそんな小さなお子さんのお母さんを、一生懸命しなければいけません。学校のお仕事も忙しく、おうちに帰っても小さな子の子育てで大変な岡本先生が、黒板メッセージを欠かさず書き続けることは、なかなか大変なことなのです。
野球選手として、前人未踏の数々の記録を打ち立て、43歳にして今なお現役の大リーガーとして活躍しているイチロー選手は、次のように言っています。
「夢や目標を達成するには一つしか方法がない。それは、小さなことを積み重ねることだ。」
まさに、「継続は力なり」それがイチロー選手をあんなすごい選手にしたのですね。
明日からの夏休み、もう皆さんは様々な計画を立てていることでしょう。その中の一つでもいいし、これから考えてもいいです。夏休みの間何か一つ、どんなことでもいいしどんなに簡単なことでもいいので、毎日ずっと続けるものを決めて、それに取り組んでください。
「毎日勉強を3時間やる」とか「毎日欠かさず日記を書く」とか・・・できるかなぁ?できたら素晴らしいですが、そんなに無理をしなくていいです。
例えば「毎日朝御飯をおうちの人と食べる」「毎日新聞を読む」「毎日食器の後片付けをする」といった、すぐにできることでいいです。「毎日6時に起きる」「毎日9時には寝る」といったことでもいいです。とにかく必ず毎日やることが大事です。続けることが大事です。
そして、決めたことを欠かさず毎日実行できたら、2学期に担任の先生や校長先生に教えてください。
「継続は力なり」
このことにチャレンジする夏休みにしましょう。そして8月30日、2学期始業式の日に元気な皆さんと再会できるのを楽しみにしています。
以上でお話を終わります。
終業式に引き続き、生徒指導主任の原田教諭から、夏休みの生活について指導をしてもらいました。
本校の長期休業中の生活の合い言葉は「がまんのひとみ」です。
子どもたちは真剣に話が聴けました。
夏休み指導の後、5・6年生には情報モラルについての指導も実施しました。
実は最近、本校児童の一人が、実名でYouTubeに投稿を繰り返していたという事実があり、そのことを指導したところなので、夏休み前に高学年児童には改めて情報モラルについて指導をしておいた方がいいだろうということで行ったものです。
YouTubeの利用規約に「13歳未満は使用禁止」とあることを全員で確認しました。
YouTubeに限らず、ネット上のSNSに個人情報が出てしまうと大変危険であること、画像などが一度流出してしまうと、たとえ後から削除したところでもう手遅れであること、など安易なSNS利用について注意を喚起しました。
夏休み中は子どもたちがネットトラブルに巻き込まれることがないように、各御家庭でもよろしく御指導をお願いいたします。