6月、朝会 2017年6月5日 12時43分 本日は、6月の朝会を行いました。 続きを読む 私から、以下のような話をしました。「6月に入りました。そろそろ梅雨入り宣言が出される頃です。そうすると蒸し暑くなりますが、そんな蒸し暑さに負けずに頑張りましょうね。 さて、今日はいじめについてお話をします。 校長先生は鼻の下に大きなほくろがあります。小学生の頃に、そのせいで「鼻くそ」といういやなあだ名をつけられたことがありました。校長先生は、そうやって呼ばれるとすごくいやな思いがしました。今でも時々、ほくろのことを言われることがあります。そういうのはすごくいやです。 それから、校長先生が中学に入ったばかりの頃、クラスで一番背が低かったので、ほかの小学校から来た人に、「ちび」と馬鹿にされたことがありました。これもすごくいやでした。でも校長先生の友達が、その子に向かって「そういうことを言っちゃあだめだに」と、いつもかばってくれました。なんかそうやって、自分の味方をしてくれる友達がいて、本当に助けられました。その後、校長先生に向かって「ちび」と言った人より校長先生の方が背が高くなったとき、反対に「ちび」と馬鹿にしてやろうかと思いましたが、自分が言われていやだったことを、言うのはやめようと思って言いませんでした。 さて、皆さんは、今更校長先生が言うまでもなく、いじめはいけないことだ、いじめをしてはいけないとわかっていますね? それからさっき、校長先生の経験でも話しましたが、こんなことも、きっと聞いたことがあるのではないでしょうか。「自分がされたらいやなことを、 人にしてはいけない」 これは、自分がこんなことされたらいやだなと思うようなことを、他の人にしてはいけないということです。皆さんはそんなことはしていませんね。 でもちょっと考えてみてください。こんなことはありませんか?それは、「自分はされても全然平気なんだけど、そのくらいのこと言われてもされても自分は気にもしないんだけど、他の人にしたら相手がすごくいやがった。」 自分がされたらいやなことを他の人にしない、これはいじめをしない第一歩です。そして、もう一つ大事なことは、自分が平気なことでも、相手の人がいやがったら、それもいじめになってしまうということです。どんなに小さなことであっても、相手のいやがることをするのは、もういじめなのです。 最近、人がいやがる言葉を、平気で口にする人がいます。それはもういじめです。絶対それは許しません。 でも気づかずに、相手のいやなことを言ってしまう人もいるかもしれません。もし皆さんが、人からいやなことを言われてつらかったら、「そんなことを言わないで」と相手にしっかり伝えましょう。もし皆さんの周りに、いやなことを言われてつらがっている友達がいたら、相手に「そんなことを言っちゃだめだよ」とかばってあげましょう。 この東小学校で、人を傷つける言葉によって、つらい思いをしている人がいなくなって、みんなが楽しく元気に学校生活を送れるようになることを願っています。」このあと、岡本教諭の指揮、6年生の高野くんの伴奏で校歌の1番を歌って朝会を終了しました。 閉じる