刮目の庭 梅と河津桜(3/7) 2017年3月7日 13時14分 2月の20日前後に咲き始めた、刮目の庭の梅の花は、今もたくさんの花を咲かせて私たちの目を癒やしてくれています。 続きを読む 一方同じ頃、ちらほら咲き始めた河津桜は、2週間を経て今はもうすっかり盛りを過ぎ、葉桜に近い状態です。もちろん、一つ一つの花をよく見るとまだこんなにきれいではあるのですが・・・梅のこんな咲きぶりと比べると、寂しいほどです。まだ桜は3月下旬にはソメイヨシノが一斉にきれいな花を咲かせてくれると思いますが、一気に咲いて一気に散るのが桜・・・梅と桜では古来言葉の上でも違いがあります。二つの花が咲くとき散るときにどう表現するかというと、花が散るときに、桜は「散る」、梅は「こぼれる」。咲くときには、桜は「咲く」、梅は「ほころぶ」。言い得て妙、いにしえの人は本当に自然をよく見ていたのでしょうね。 閉じる