6年生を送る会 2017年2月28日 11時37分 本日は、ユーカリタイムを使って刮目委員会主催の「6年生を送る会」を行いました。 続きを読む 6年生をフラワーアーチと拍手で迎えます。進行役は5年生の刮目委員会・・・はじめの言葉の後、各学年から6年生への感謝のメッセージです。4年生は、各クラブごとにクラブ活動でお世話になったことへの感謝を全員が言葉で伝えました。2年生からのメッセージは、「そつぎょうおめでとう」の語呂に合わせてみんなで大きな声で伝えました。3年生は、「全力ソーラン」・・・1年生からは拍手の花束です。一生懸命練習した成果を発揮して、感謝の気持ちとエールを送りました。5年生は一人一人にメッセージを送り・・・リコーダーで「風が吹いている」を感謝の気持ちを込めて演奏しました。全校で6年生にまつわる◯✕ゲームを行いました。全校合唱「はじめの一歩」・・・みんなで心を一つにして歌いました。続いて委員会の引き継ぎ・・・6年生の委員長から一言メッセージを伝え、5年生の新委員長が、抱負を述べました。6年生から在校生への記念品授与・・・清掃等で活用するための雑巾が贈られました。最後に6年生が、お礼の合唱を披露しました。曲は「絆」です。私からは以下のような話をさせていただきました。 今皆さんが、日本で平和に暮らしているこの瞬間も、この地球上のどこかでは、内戦とか紛争とか呼ばれる戦争・戦闘が行われていて、何の罪もない子どもたちが命を落としています。自分こそ正しい、相手が間違っている、とお互いが言い張り、譲ることをしないと戦争になってしまいます。自分が悪かったと、認め合ったり、どちらかが相手の言い分に耳を傾けたりすれば、戦争なんか起きません。 今日の6年生を送る会には、6年生が東小学校を支えてきた誇りと、後は残るみんなに任せるよ、という在校生への期待、6年間生活してきた東小学校を去らなければならない寂しさが・・・1年生から5年生のみんなには、6年生ありがとうという感謝の気持ちと、後は僕たちが引き継ぐよ、6年生は卒業しても頑張ってねというエールの気持ちが、それぞれ込められていて、その温かな気持ちと気持ちが通い合った、とてもすてきな会でした。 こうして温かな気持ちと気持ちが通い合う世界では、きっと戦争なんか起きないだろうなあと、校長先生は思います。これからも皆さんは、今日のように温かな気持ちと気持ちを通わせ合えるような、生き方をしてください。 最後に、5年生の皆さん。今日までの準備、そして本番の運営。ありがとう。6年生のよさを一番身近で感じていたのは、5年生だと思います。これから袋井東小学校を旅立っていく6年生が一番期待しているが5年生です。6年生のバトンを受けとり、これからの袋井東小学校を引っ張っていってください。期待しています。 全校のみなさん、本当に今日はよい会をありがとうございました。6年生の退場・・・拍手で送りました。 閉じる
朝会(贈呈式) 2017年2月27日 09時41分 本日は、児童会がアルミ缶回収を通して集めたお金で、袋井学園に物品寄付を行う贈呈式を朝会の中で行いました。 続きを読む 最初に朝の挨拶です。贈呈式に先立ち、「明るい選挙ポスターコンクール」で、県入賞という素晴らしい成績を修めた6年生、水鳥穂香さんの表彰を行いました。実際のポスターと、製作の苦労を全校に紹介しました。続いて、生活委員会の子どもたちが前に並んで、アルミ缶集めの活動の成果とお礼を述べ、袋井学園に贈る品物の紹介をしました。今年度は、デジタルカメラと施設内に設置するベンチを贈呈することになりました。袋井学園職員の方からは、施設内でどのように活用していきたいかについてと大事に使わせていただくとのお話、お礼の言葉がありました。本校の子どもたちにとっては、自分たちがアルミ缶回収という活動に取り組んで、それが具体的な物として形になり、それが福祉施設で役立てていただけるということを実感できる場となりました。もう10年以上も(ひょっとしたら20年近く?)続いているこの活動ですが、今後の継続への確かなモチベーションとなることでしょう。ありがとうございました。 閉じる
「ピンクシャツデー」を行いました。 2017年2月24日 09時14分 今朝の子どもたちの登校風景です。 続きを読む ピンク色のものを身につけている子が、多いと思いませんか?本日は、6年生の有志が中心となって呼びかけた『ピンクシャツデー』を実施しました。『ピンクシャツデー』は、『いじめ反対運動』のことで、賛同者は、ピンクシャツを着たり、ピンク色のアイテムを身に着けたりすることで、『いじめ反対』のメッセージを送り意思表示する日です。袋井中学校の生徒会が取り組んでいるこの運動の話を聞き、本校でもやってみようと有志がプロジェクトを組んで取り組みました。 その起源は・・・2007年のカナダ・ノバスコシア州のハイスクールで、ある日、9年生の男子生徒、日本でいえば中学3年生が、ピンク色のポロシャツを着て登校したことでホモセクシャルだとからかわれ、暴行を受け、耐えきれずに帰宅してしまいました。 それを聞いた12年生の男子生徒ふたり、日本でいえば高校3年生が、「学生生活も最後の年、いじめなんてもううんざりだ!アクションを起こそう!」そう思ったそうです。そして、その日の放課後、二人はディスカウントストアへ行きピンクのシャツやタンクトップを50枚ほど買いこみ、その夜、クラスメートたちに学校のBBSやメールで呼びかけました。明日、一緒に学校でピンクシャツを着よう、と。 翌朝、ビニール袋に入れて持って行ったピンクシャツを校門で配り始めると、二人の目に映った光景・・・、それは、ピンクシャツを着た生徒たちが,次々と登校してくる姿。ピンクシャツが用意できなかった生徒は、リストバンドやリボンなど、ピンク色の小物を身に着けて登校してきました。二人の意思は一夜のうちに広まり、彼ら二人が呼びかけた人数より遥か多くの生徒たちがピンクシャツやピンク色のものを身につけ登校してきたことで、その日、学校中がピンク色に染まったそうです。そして後日、いじめられた生徒は、あのピンク色のポロシャツを再び着て登校してきました。 以来、現在にいたるまで、その学校でいじめを聞くことはないそうです。いじめに対抗しようと立ち上がった学生たちは、言葉や暴力でなく、行動で意思表示をしました。この行動がきっかけとなり、現在カナダでは毎年2月最終水曜をピンクシャツデ―とし、この日に、学校・企業・個人を含めた賛同者がピンクシャツを着て「いじめ反対」のメッセージを送っています。 学生たちが起こした行動は、地元メディアで取り上げられると、瞬く間にカナダ全土へと広がり、アメリカのトークショーやスペイン最大の新聞でも紹介されるなどして、現在も世界へと広がってます。本校での運動を進めたプロジェクトメンバーです。今日はピンクのものを身につけることだけでなく、いじめについての思いや、今日の感想などを最後に書く予定です。本校でも、いじめが撲滅できるといいなぁと思います。 閉じる